WORK & TREATMENT

治療と仕事の両立支援

働きたい。でも、このまま働き続けてよいか分からない方へ
BETWEEN WORKING AND RESTING

「働きたい」と
「休んだ方がいい」の間を。

仕事は収入だけでなく、役割、生活のリズム、人とのつながり、自分らしさにも関わります。だから、体調がつらくても簡単には休めないことがあります。当院では「休職するか、もっと頑張るか」の二択にせず、症状と実際の仕事を一緒に整理し、通院しながら働く方法、勤務上の配慮、一時的な休養や復職までを検討します。

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CHECK YOUR COST

「働けている」だけでは、
大丈夫とは限りません

働き続けるために、何を支払っているかも確認します。

  • 帰宅すると動けない仕事中は何とか保っていても、家事や食事に使う力が残っていない
  • 休日は寝て終わる休みが回復ではなく、次の出勤に耐えるためだけの時間になっている
  • 仕事が頭から離れない帰宅後も失敗や翌日の予定を考え続け、睡眠や休息が浅くなっている
  • ミスや体調不良が増えた集中力の低下、動悸、腹痛、吐き気などが続いている
MORE THAN TWO CHOICES

「休むか、頑張るか」の
二択にしない

今の状態と職場で可能な調整を確認し、現実的な選択肢を探します。

OPTION 01

通院しながら働く

症状が比較的安定し、勤務後にも回復できる場合は、治療を続けながら就業を継続します。薬だけでなく、睡眠、生活リズム、仕事との距離の取り方も確認します。

OPTION 02

仕事の負担を調整する

残業を減らす、負荷の高い業務を一時的に外す、勤務時間を調整する、相談窓口を一本化するなど、必要な配慮を具体化します。

OPTION 03

いったん休養する

働き続けることで回復が難しくなっている場合は、休職が治療になることがあります。休むことを失敗と捉えず、回復と復職へ向けた期間として考えます。

※勤務時間、担当業務、配置などの就業上の措置は、主治医の意見や職場の状況を踏まえて、最終的に勤務先が判断します。

HOW WE SUPPORT

当院が大切にしている
3つの視点

本人の努力だけに負担を集めず、続けられる働き方を考えます。

POINT 01

本人だけを変えない

対処法を増やすだけでなく、業務量、指示の出し方、勤務時間など、環境側で変えられることも検討します。

院長の資格・経歴 ↗
POINT 02

「できる」と「続く」を分ける

一度出勤できたかだけでなく、通勤、勤務中の集中、帰宅後の回復を含めて、無理なく続けられる状態かを判断します。

診察で確認すること ↓
POINT 03

配慮を具体的にする

負担をすべてなくすのではなく、どの業務が症状へ影響しているかを分け、必要性と実行可能性を考えます。

意見書・カードについて ↓
ASSESSMENT

病名だけでは、どこまで働けるかは
分かりません

診断名だけでなく、仕事と生活の具体的な場面を確認します。

DAILY LIFE

生活と症状

  • 睡眠・起床時間、食事、日中の活動
  • 不安、気分の落ち込み、意欲、集中力
  • 動悸、吐き気、頭痛などの身体症状
  • 服薬状況と通院に必要な時間
WORK DETAILS

実際の仕事

  • 勤務時間、残業、通勤、在宅勤務
  • 業務量、締切、複数業務の切り替え
  • 電話、対人調整、人前での説明
  • 上司との関係、指示の明確さ
SUSTAINABILITY

続けられるか

  • 勤務中に無理をしすぎていないか
  • 帰宅後や休日に回復できているか
  • 今の状態が数週間続いた時に保てるか
  • 悪化した時に相談できる仕組みがあるか

「仕事がつらい」を小さく分けると、調整できる場所が見えてきます。人前で話すことが負担なのか、曖昧な指示が負担なのか、複数業務の同時進行が難しいのか。病名だけで一律に決めず、その人と仕事の組み合わせを見ます。

DOCUMENTS FOR COORDINATION

両立支援カード・主治医意見書

治療と仕事の両立支援では、患者さんが勤務情報を主治医へ伝え、主治医が就業継続の可否や必要な配慮について医学的な意見を整理します。両立支援カードは、患者さん・医療機関・勤務先の情報をつなぐための書式です。

厚生労働省「治療と仕事の両立支援ナビ」
患者さん・勤務先
仕事内容・勤務情報
医療機関
就業可否・必要な配慮
勤務先
就業上の措置を判断

※診断書や意見書は患者さんの希望をそのまま記載する文書ではありません。診察で確認できた状態に基づき、医師が医学的に妥当と判断した内容を記載します。

SUPPORT FLOW

治療と仕事の両立支援の流れ

本人から勤務先への申出を起点に、必要な情報を段階的に整理します。

  1. 01
    REQUEST

    勤務先へ相談

    両立支援を希望することを勤務先へ伝え、必要に応じて勤務情報提供書などを準備します。

  2. 02
    CONSULTATION

    診察で整理

    症状、生活、仕事内容、勤務時間、通勤、職場で困っている場面を確認します。

  3. 03
    MEDICAL OPINION

    意見書を作成

    診察と勤務情報をもとに、就業の可否や必要な配慮について医学的な意見を記載します。

  4. 04
    SUBMISSION

    本人から提出

    作成した書類は原則として患者さんから勤務先へ提出します。伝える範囲も事前に確認します。

  5. 05
    WORKPLACE PLAN

    職場で検討・見直し

    勤務先が産業医等の意見も踏まえて措置を判断し、実施後の状態に応じて内容を見直します。

勤務先により手続きや指定書式が異なります。会社から渡された書類がある場合は、受診時にお持ちください。

PRIVACY & CONSENT

勤務先への情報共有について

誰に、何を、どこまで伝えるかを診察の中で確認します。

  • 患者さんの同意なく、当院から勤務先へ連絡することはありません
  • 職場へ伝える病状や配慮の範囲を事前に相談できます
  • 診断名を伝えず、機能面や必要な配慮を中心に整理できる場合があります
  • 状態や仕事の変化に応じて、医学的な意見を見直します
LEAVE & RETURN TO WORK

休職も、復職も、
治療の途中にある選択肢です

「今の職場へ、以前とまったく同じ条件で戻ること」だけが復職ではありません。

休職が必要な時

仕事から離れることで症状を整え、生活リズムや日中の活動を回復させます。定期通院を続けながら、休養から活動へ段階的に移ります。

休職相談について

復職を考える時

症状がゼロかではなく、通勤、勤務時間、集中、疲労からの回復を確認します。短時間勤務や業務調整が役立つ場合もあります。

復職・リワークについて

書類が必要な時

休職・復職の診断書、主治医意見書などは、用途と提出期限を確認したうえでご相談ください。指定書式がある場合はご持参ください。

診断書・意見書について
Q & A

よくある質問

就業継続、休職、職場への伝え方、書類についてのご案内です。

Q休職せず、働きながら相談できますか?
A

相談できます。働き続けることを前提にするのではなく、現在の症状、仕事の負担、勤務後の回復を確認し、就業継続、職場での調整、休養のそれぞれを検討します。

Q初診ですぐに両立支援カードや意見書を書いてもらえますか?
A

状態と業務内容を正確に把握するため、複数回の診察が必要になることがあります。勤務先の指定書式と提出期限がある場合は、初診時にお知らせください。

Q会社に診断名を伝えずに配慮を受けられますか?
A

当院から同意なく勤務先へ情報を提供することはありません。職場で配慮を受けるために必要な情報は状況により異なります。診断名ではなく、現在難しいことや必要な配慮を中心に伝えられる場合もあるため、診察でご相談ください。

Q診断書、主治医意見書、両立支援カードは何が違いますか?
A

診断書は病状や療養の必要性などを証明する文書です。主治医意見書や両立支援カードは、仕事内容や勤務情報も踏まえ、就業の可否や職場で必要な配慮を検討するために用いられます。勤務先の指定書式があればお持ちください。

Q書類の作成に費用はかかりますか?
A

書式と用途により、保険診療の対象となる場合と自費の文書料となる場合があります。書類を確認したうえでご案内します。

Q復職に向けた意見書も相談できますか?
A

ご相談いただけます。生活リズム、日中の活動、集中力、疲労、通勤可能性などを確認し、必要に応じて段階的な復職や勤務上の配慮について医学的な意見を整理します。

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