神戸三宮の心療内科・精神科仕事とこころのクリニック
MENU

SOMATIC SYMPTOM DISORDER

神戸三宮・元町で身体症状症にお悩みの方へ

痛み・めまい・動悸・胃腸症状が続く・検査後も不安が戻る・体調確認や受診に生活を占領される
MENTAL HEALTH GUIDE

「異常なし」で終わらない、
症状と生活の苦しさを整理します。

身体症状症では、痛み、めまい、動悸、胃腸症状、倦怠感などの身体症状と、それに関連する強い不安・思考・行動によって、生活が大きく圧迫されます。診断は「検査で原因が見つからないこと」だけで決まらず、身体疾患がある方にも併存し得ます。症状は気のせいでも仮病でもありません。新しい身体疾患を見逃さないことと、症状に一日を奪われない治療を両立します。

空き状況を確認する 監修医師を見る
PATIENT PERSPECTIVE

症状は本物です。問題は、症状への警戒が生活を狭める循環にあります

検査で大きな異常が見つからなくても、痛み、めまい、動悸、倦怠感は現実の体験です。新しい変化を見逃さないことと、症状に一日を占領されないことの両方が必要です。

SENSATION

身体のつらさは実際にある

「気のせい」と決めつけず、危険な身体疾患や薬の影響を必要に応じて確認します。

ATTENTION

身体を監視するほど感覚が大きくなる

測定、検索、受診で一度安心しても、別の感覚が気になり確認が続くことがあります。

AVOIDANCE

悪化を避けて生活を減らす

外出や運動を控えることで体力と自信が落ち、少ない活動でも症状が出やすくなる場合があります。

身体科での安全確認をやめることが目的ではありません。必要な評価を整理しながら、症状があっても保てる生活機能を増やします。

CHECK LIST

身体症状症でみられる症状・不安・生活への影響

症状の種類だけでなく、確認、検索、回避、仕事や家庭への影響を確認します。

痛みやめまいなどの身体症状に困るカバのイラスト
PHYSICAL

続いている身体症状

  • 頭痛・腹痛・腰痛・全身の痛み
  • 喉のつかえ・息苦しさ・胸部不快感
  • めまい・動悸・しびれ・ふらつき
  • 吐き気・胃もたれ・便通の変化
  • 倦怠感・熱っぽさ・力が入らない
ATTENTION & ANXIETY

症状への注意と不安

  • 重い病気の可能性が頭から離れない
  • 身体を何度も触る・測る・確認する
  • 検索や受診の直後しか安心できない
  • 小さな身体変化を危険と感じる
  • 症状を理解されず孤独になる
FUNCTION

仕事・生活への影響

  • 症状に注意が向き仕事へ集中できない
  • 受診や検査で遅刻・早退が増える
  • 動くと悪化すると考え活動が減る
  • 休日も回復せず寝込んでいる
  • 通勤・外出・家事を避ける
JOB & ROLE

仕事の負荷と「症状が出たら困る」という警戒が重なることがあります

会議、通勤、外出の前から症状を予測し、働ける範囲が狭くなることがあります。

身体症状のため仕事や外出を不安に感じるカバのイラスト
SUSTAINED LOAD

長時間労働・休息不足

疲労、筋緊張、睡眠不足が重なると身体症状が強まります。原因を一つに決めず、負荷と回復の関係を見ます。

ANTICIPATION

会議・接客・通勤前

予定の前から腹痛、吐き気、動悸が強まり、「症状が出たら困る」という警戒が身体反応をさらに大きくすることがあります。

HEALTHCARE LOOP

検査・検索・安心確認の繰り返し

受診直後は安心しても、別の症状や可能性が気になり、複数の医療機関や検索を繰り返します。診療情報が分散すると全体像が見えにくくなります。

ABOUT

身体症状症とは――身体症状と強い不安で生活が圧迫される状態

身体症状症で重視するのは、身体症状が医学的に説明できるか否かではなく、症状に関連する不安・思考・行動が持続し、生活に大きな支障を生じていることです。症状への注意が高まるほど小さな変化も強く感じ、不安から検索・測定・受診をすると短く安心し、再び不安になる循環があります。ただし新しい症状や危険な変化まで心理的と決めつけてはいけません。

生活への支障を基準に考えます。

疾患名をご自身だけで決める必要はありません。経過、生活、仕事への影響を診察で整理します。

身体科での確認を優先する状態
急な発症、明らかな悪化、神経症状、出血、体重減少、高熱などがある、または必要な身体評価をまだ受けていない状態です。
心療内科・精神科を併用する目安
身体疾患の有無にかかわらず、不安、確認、検索、回避に多くの時間を使い、仕事や生活を取り戻せない状態が続いています。

初診時点で診断が確定しない場合もあります。経過を確認しながら治療方針を調整します。

MEDICAL REVIEW

持続する身体症状について分かっていること

生物学的・心理的・社会的な要因を二者択一にせず、複数の仕組みとして考えます。

身体感覚への注意と不安が循環する仕組みを表すカバのイラスト
DSM-5 CONCEPT

「医学的に説明できないこと」は診断の必須条件ではありません

現在の概念では、身体疾患の有無だけで区切らず、症状に関連する過度な思考・感情・行動と生活への支障を重視します。身体疾患と併存する場合もあります。

MULTIPLE FACTORS

症状を心理か身体かの二択にしません

研究では不安、身体感覚への注意、健康に関する経験など複数の関連要因が検討されていますが、単一の原因や本人の責任には還元できません。

COORDINATED CARE

必要な身体評価と生活機能の回復を両立します

新しい危険徴候を確認する一方、検査や受診の反復が不安を維持する場合もあります。心理的介入の研究もありますが、診療の整理と個別の身体評価が前提です。

DIAGNOSIS

「異常なし」で終えず、身体の安全と生活への支障をみます

診察では、症状の場所と経過、急な変化、これまでの検査・治療・受診先を確認します。同時に、症状をどう解釈しているか、確認や検索に使う時間、活動の回避、仕事や家族への影響を整理します。うつ病、不安症、パニック症、薬剤、過労が重なる場合もあります。身体科の診療を中断させるための診断ではありません。

身体の安全と生活への影響を整理するカバのイラスト
CHECK POINT

症状と生活への影響

  • 症状の経過・強さ・変化
  • 不安・検索・測定・受診の頻度
  • 回避している活動と失った役割
  • 睡眠・仕事・家庭・対人関係
CHECK POINT

身体評価と併存症

  • これまでの検査結果・治療・薬剤
  • 新しい危険徴候・未評価の身体疾患
  • うつ病・不安症・パニック症
  • 過労・睡眠不足・アルコール等
WHEN TO SEE

検査と受診を重ねても生活が戻らない時はご相談ください

  • 検査を受けても安心が続かない

    結果を聞いた直後は安心しても、別の可能性が気になり、検索・測定・受診を繰り返しています。

  • 症状を避けるため生活が狭くなっている

    動く、外出する、通勤することを控え、体力や自信が落ち、さらに身体症状を感じやすくなっています。

  • 複数の受診先で全体像を整理しにくい

    診療科ごとの説明がばらばらで、誰に何を相談すればよいか分からず、仕事や生活への支障が残っています。

TREATMENT

身体科と連携し、症状への警戒と生活機能の両方を扱います

症状を否定せず、安全確認の方針と活動を戻す計画を共有します。

症状と付き合いながら生活範囲を取り戻すカバのイラスト

身体の安全と診療情報を整理する

症状を否定せず、これまでの身体評価を共有します。新しい危険徴候には再評価できる一方、目的のない検査や受診を重ねず、継続して全体を見られる診療体制を作ります。

不安・注意・確認の循環を変える

症状を消すことだけを待たず、身体確認や検索を少し減らす、活動を安全な範囲で戻すなど、認知行動療法的な支援で生活機能を回復します。症状を無視する練習ではありません。

併存症と仕事・生活への支援

うつ病や不安症が重なる場合は薬物療法を含めて治療し、睡眠、勤務、活動量を調整します。身体症状だけを理由に薬を増やさず、目的と実際の効果を確認します。

RECOVERY & WORK

回復は症状が完全に消えるまで生活を待つことではありません

危険な変化には対応しながら、症状の強さだけでなく、眠る、働く、外出するという機能の回復を見ます。

01

新しい症状や危険サインを確認する窓口と目安を整理します。

02

測定、検索、受診で得られる短い安心と長期的な負担を分けます。

03

安全な範囲で活動を少しずつ戻し、体力と生活の予測可能性を回復します。

症状が残っていても仕事に少し集中できた、外出できた、という変化を治療の成果として扱います。

FLOW

初診から治療までの流れ

  1. 予約

    Web予約

    24時間Webから空き状況を確認し、ご都合のよい日時をご予約ください。

  2. 診察

    問診・診察

    症状、経過、睡眠、生活、仕事、服薬歴、必要な支援を確認します。

  3. 方針

    治療方針

    生活調整、薬物療法、職場配慮、休職や診断書を含めて相談します。

WORK SUPPORT

診断書・休職・復職のご相談

症状により仕事の継続が難しい場合は、業務軽減、残業制限、休職、復職時の配慮を相談できます。医師が必要と判断した場合、当院書式の診断書は原則即日発行が可能です。

診断書について 休職・復職支援
休職と復職支援を表すイラスト
Q & A

身体症状症・身体表現性障害についてよくあるご質問

Q検査で異常がないなら、気のせいですか?
A

いいえ。検査で十分に説明できない場合も、症状と苦痛は現実のものです。「異常なし」で終わらせず、どこが生活を難しくしているかを治療対象にします。

Q身体症状症と診断されたら、もう検査は不要ですか?
A

一律ではありません。新しい症状、明らかな悪化、危険徴候があれば身体評価が必要です。一方、目的の同じ検査を繰り返すことが不安を長引かせる場合もあり、診療計画を共有します。

Q身体の病気があっても心療内科で相談できますか?
A

相談できます。身体疾患の治療を続けながら、症状への不安、確認、回避、うつ・不眠など、生活を圧迫している部分を並行して扱います。

REFERENCES

このページの主な参考資料

最終確認:2026年8月

RELATED
PAGE TOP