自閉症スペクトラム症

【神戸三宮・元町】大人のASD・自閉スペクトラム症の相談|仕事とこころのクリニック

監修・執筆:院長 秋田 玄武
(精神保健指定医/精神科専門医/産業医)

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INTRODUCTION

「普通に合わせること」に疲れていませんか

「悪気はないのに、なぜか人を怒らせてしまう」
「雑談や暗黙の了解が苦手で、職場で浮いている気がする」
「曖昧な指示や急な予定変更があると、頭が真っ白になる」

  • 興味のあることには集中できるが、興味がないことは極端に苦手
  • 職場の音、光、匂い、人の気配で疲れやすい
  • 「空気が読めない」「融通がきかない」と言われて傷ついてきた
  • 周囲に合わせるために演じ続け、帰宅後ぐったりしてしまう

このような困りごとは、わがままや協調性不足ではなく、 ASD(自閉スペクトラム症)の特性が関係している可能性があります。

ASDでは、対人コミュニケーションの苦手さ、こだわり、感覚過敏、変化への弱さなどがみられます。 大人になってから、職場の対人関係や曖昧な指示、マルチタスクの増加をきっかけに困りごとが目立つこともあります。
神戸三宮・元町の仕事とこころのクリニックでは、 大人のASD・自閉スペクトラム症、心理検査、職場での工夫、二次的なうつや不安についてご相談をお受けしています。

※当院は完全予約制です。電話予約ではなくWeb予約をご利用ください。

CHECK LIST

大人のASDでよくみられる特徴

Communication

対人関係・社会性

  • 場の空気を読むのが苦手
  • 言葉の裏を読むのが苦手で、言葉通りに受け取る
  • 雑談が続かない、何を話してよいかわからない
  • 相手との距離感がわかりにくい
  • 一人でいる方が落ち着く
Routine

こだわり・変化への弱さ

  • マイルールや手順が崩れると混乱する
  • 予定変更や急な依頼が苦手
  • 「適当に」「いい感じに」といった曖昧な指示がわからない
  • 特定の分野に強い興味や集中力がある
  • 切り替えが苦手で、過集中になりやすい
Sensitivity

感覚過敏・疲れやすさ

  • 特定の音、話し声、咀嚼音がつらい
  • 蛍光灯や画面の光がまぶしく感じる
  • 服のタグ、素材、締め付けが苦手
  • 匂いや人混みに疲れやすい
  • 職場にいるだけで消耗してしまう

ASDは「努力不足」ではなく、情報の受け取り方や感じ方の特性として整理できます。

特性を理解することで、環境調整や仕事の工夫を考えやすくなります。

JOB & ROLE

仕事で起こりやすいASDの困りごと

営業・接客
臨機応変な対応

マニュアル通りの対応は得意でも、想定外の質問や急な変更があるとフリーズすることがあります。 お客様の「言外の意図」が読み取りにくく、誤解やクレームにつながることがあります。

事務・チーム業務
曖昧な指示・暗黙の了解

「なる早で」「いい感じに」「空気を読んで」といった指示がわかりにくく、 自分なりに進めた結果、周囲の期待とずれてしまうことがあります。

専門職・技術職
過集中と孤立

高い専門性や集中力を発揮できる一方で、雑談、会議、社内調整、急な割り込みが苦手で、 人間関係の疲労や孤立につながることがあります。

ASDの困りごとは、能力の低さではありません。 得意な環境では力を発揮できる一方で、曖昧な指示、雑談、急な変更、感覚刺激の多い職場では強く消耗することがあります。

ABOUT

大人のASD・自閉スペクトラム症とは

ASD

対人関係とこだわりの特性が中心です

ASD(自閉スペクトラム症)は、対人コミュニケーションの苦手さ、 こだわり、興味の偏り、感覚の過敏さなどを特徴とする発達特性です。

大人になってから突然発症するものではなく、子どもの頃からの特性が、 就職、転職、昇進、人間関係の変化などをきっかけに困りごととして目立つことがあります。

Camouflage

「普通」を演じ続けて疲れることがあります

ASDの方の中には、周囲に合わせるために表情、会話、雑談、リアクションを意識的に演じ続けている方がいます。

一見うまく適応しているように見えても、帰宅後にぐったりする、休日は寝込む、 うつや不安が出るなど、二次的な不調につながることがあります。

性格・個性の範囲 一人が好き、こだわりがある、雑談が得意ではないものの、仕事や生活への支障は限定的で、 自分なりの方法で安定して過ごせている状態です。
ASDとして相談を考える状態 対人関係、曖昧な指示、予定変更、感覚過敏、こだわりによって、 仕事や生活に支障が出ている状態です。 二次的にうつ、不安、不眠、適応障害が出ている場合も相談をおすすめします。
ASDは「治す」ものというより、特性を理解し、合う環境や対処法を見つけることが重要です。 苦手を根性で克服しようとするより、得意を活かし、消耗を減らす工夫を考えます。

WHEN TO SEE

受診を考えた方がよい目安

01

仕事で支障が出ている

  • 曖昧な指示が理解できず、業務が止まる
  • 予定変更や急な依頼で混乱する
  • 対人トラブルや誤解が繰り返される
  • 職場の刺激で疲れ切ってしまう
02

対人関係に疲れている

  • 雑談や飲み会が苦痛
  • 相手の意図を読み違えやすい
  • 人と会った後に強く消耗する
  • 孤立感や疎外感が強い
03

二次的な不調がある

  • 気分の落ち込み、不安、不眠がある
  • 職場に行くのがつらい
  • 適応障害やうつ状態を繰り返している
  • 診断書や職場配慮が必要か悩んでいる
早めの相談が大切です

ASD特性そのものだけでなく、長年の無理な適応や誤解によって、 うつ病、適応障害、不安障害、不眠症などの二次障害が起こることがあります。 つらさが強い場合は、早めにご相談ください。

DIAGNOSIS

診断と鑑別

大人のASDの診察で確認すること

診察では、現在の困りごとだけでなく、子どもの頃からの特徴、学校生活、家庭生活、 対人関係、こだわり、感覚過敏、仕事での支障、睡眠、気分、不安、治療歴などを確認します。

ASDに似た困りごとは、ADHD、うつ病、適応障害、不安障害、強迫症、双極性障害、 パーソナリティ特性、職場環境の問題などでも起こるため、鑑別が重要です。

ASDと鑑別が必要な状態

  • ADHD
  • うつ病・適応障害
  • 不安障害、社交不安障害
  • 強迫症
  • 双極性障害、パーソナリティ特性など

診察で整理するポイント

  • 幼少期からの対人関係やこだわり
  • 学校・職場での困りごと
  • 感覚過敏や環境刺激への弱さ
  • 二次的なうつ・不安・不眠
  • 心理検査や情報提供の必要性
ASDはチェックリストだけで診断するものではありません。 発達歴、現在の生活への支障、他疾患との鑑別、心理検査の必要性を含めて総合的に判断します。

PSYCHOLOGICAL TEST

心理検査・発達特性の評価

診断補助と自己理解のための心理検査

ASDや発達特性の理解には、問診だけでなく、必要に応じて心理検査が役立つことがあります。 心理検査は「診断を機械的に決めるもの」ではなく、ご自身の得意・不得意、認知特性、 仕事でつまずきやすいポイントを整理するための補助として用います。

当院では、必要に応じて外部機関と連携し、WAISなどの心理検査をご案内することがあります。

検査でわかること

  • 得意・不得意の偏り
  • 処理速度、記憶、言語理解などの傾向
  • 情報処理のしやすさ・しにくさ
  • 仕事での工夫や配慮のヒント
  • 自己理解を深める材料

検査を検討する場面

  • 診断補助が必要な場合
  • ADHDとの鑑別や併存を整理したい場合
  • 職場での配慮を考えたい場合
  • 自分の認知特性を客観的に知りたい場合
  • 学生時代からの困りごとを整理したい場合
心理検査は必須ではありません。 診断は問診や発達歴の確認が中心であり、検査は必要に応じて補助的に活用します。 検査の実施可否や連携先は、診察で相談して決めます。

TREATMENT

当院の治療方針

ASDを「治す」のではなく、
特性を理解し、無理なく働ける方法を探します。

01

特性の理解

対人関係、こだわり、感覚過敏、曖昧さへの苦手さなど、 どの場面で困りごとが出やすいかを整理します。 自己否定を減らし、対策を立てやすくします。

02

環境調整・仕事の工夫

指示を文書でもらう、予定変更を事前に共有してもらう、耳栓や静かな席を使うなど、 実際の職場に合わせた工夫を一緒に考えます。

03

二次症状への治療

ASDそのものを消す薬はありませんが、二次的に生じる不安、イライラ、不眠、うつ状態などには、 必要に応じて薬物療法や休養を検討することがあります。

当院の考え方

ASDの支援では、本人の努力だけでなく、環境との相性を考えることが大切です。 精神科専門医・産業医の視点から、特性理解、職場での工夫、休職・復職、二次的な不調への治療を含めて相談します。

FLOW

初診の流れ

01

Web予約

当院は完全予約制です。 24時間Web予約から空き状況を確認し、ご都合のよい日時をお選びください。 お薬手帳や過去の診断書がある方はご持参ください。

02

問診・発達歴の確認

現在の困りごと、仕事への影響、子どもの頃からの特徴、学校生活、家庭生活、 対人関係、感覚過敏、治療歴などを確認します。

03

方針の相談

ASD特性として整理できるか、心理検査が必要か、職場配慮が必要か、 二次的なうつや不安への治療が必要かを相談します。

SUPPORT

診断書・休職・職場配慮のご相談

診断書は「自分を守るため」のツールです

ASD特性により職場での適応が難しくなり、二次的にうつ状態、不安、不眠、適応障害などが生じている場合、 診断書や職場での配慮が必要になることがあります。

医師が必要と判断した場合、当院書式の診断書は原則即日発行が可能です。 ただし、診断書の内容や期間は、診察で確認した症状・生活状況・就労状況に基づいて判断します。

SYSTEM

神戸三宮・元町で受診しやすい診療体制

Web予約のみ
24時間受付

電話予約・電話問い合わせは行っておりません。 スマホからいつでも空き状況を確認し、予約できます。

デジスマ診療アプリ
待ち時間の短縮

予約・問診・受付・決済をアプリで一元管理します。 紙の問診票を書く手間や、会計待ちの時間を減らします。

キャッシュレス決済
スムーズな会計

会計はキャッシュレス決済をご案内しています。 現金の受け渡しがなく、スムーズにご帰宅いただけます。

元町駅徒歩1分
三宮駅からも徒歩圏内

JR・阪神「元町駅」から徒歩1分、各線「三宮駅」から徒歩7分。 神戸三宮・元町エリアで通院しやすい立地です。

Q & A

大人のASD・自閉スペクトラム症のよくある質問

大人になってからASDと診断されることはありますか?
はい、あります。 ASDは子どもの頃からの特性ですが、大人になって仕事や対人関係の負荷が増えたことで困りごとが目立ち、 受診につながることがあります。
心理検査は必ず受けないといけませんか?
必須ではありません。 診断は問診、発達歴、現在の困りごと、他疾患との鑑別を含めて総合的に判断します。 心理検査は、診断補助や自己理解、職場での工夫を考える材料として必要に応じて検討します。
薬でASDは治りますか?
ASDの特性そのものを消す薬はありません。 ただし、二次的に生じている不安、イライラ、不眠、うつ状態などは、 状況に応じて薬物療法で軽くできることがあります。
職場への配慮は相談できますか?
はい、相談できます。 指示の出し方、座席、感覚刺激、業務内容、対人負荷などについて、 どのような配慮が現実的かを診察で一緒に整理します。
ASDとADHDは併存しますか?
ASDとADHDの特性が併存することはあります。 不注意や先延ばしが目立つのか、対人関係やこだわりが中心なのか、 両方の特徴があるのかを診察で整理します。
診断書は当日発行できますか?
医師が必要と判断した場合、当院書式の診断書は原則即日発行が可能です。 ただし、初診日より過去の日付での証明はできません。 診断書の内容や期間は、診察で確認した状態に基づいて判断します。
紹介状がなくても受診できますか?
はい、紹介状がなくても受診できます。 これまで精神科・心療内科に通院していた方や、心理検査を受けたことがある方は、 可能であれば紹介状、検査結果、お薬手帳をご持参ください。
初診の費用はどのくらいですか?
保険診療3割負担の目安として、初診は2,100円から3,200円前後、再診は1,200円から1,500円前後です。 心理検査や診断書料は別途かかります。院外処方のため、お薬代は薬局で別途かかります。

ACCESS

神戸三宮・元町から通院しやすい立地です

JR・阪神「元町駅」より徒歩1分
各線「三宮駅」より徒歩7分

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ASD特性は、理解と環境調整によって、仕事や生活の負担を軽くできる可能性があります。

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