PMDD

【神戸三宮・元町】PMDD(月経前不快気分障害)の治療|仕事とこころのクリニック

監修・執筆:院長 秋田 玄武
(精神保健指定医/精神科専門医/産業医)

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INTRODUCTION

「生理前になると、私が私でなくなる」と感じる方へ

「生理前になると、些細なことで激怒してしまう」
「急に涙が止まらなくなり、絶望感に襲われる」
「毎月決まった時期に、仕事や人間関係を壊しそうになる」

  • 生理が始まると、嘘のように気分が軽くなる
  • 生理前だけ、イライラ・落ち込み・不安・衝動性が強くなる
  • 家族、パートナー、職場の人に強く当たってしまい、後で自己嫌悪になる
  • 一般的なPMSよりも、精神的なつらさが重いと感じる

このような状態は、性格の問題や我慢不足ではなく、 PMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。

PMDDは、月経前に気分の落ち込み、怒り、不安、涙もろさ、絶望感などの精神症状が強く出て、 仕事、人間関係、家庭生活に支障が出る状態です。
三宮・元町の仕事とこころのクリニックでは、 精神症状がつらいPMDDについて、精神科専門医の視点からご相談をお受けしています。

※当院は完全予約制です。電話予約ではなくWeb予約をご利用ください。

CHECK LIST

PMDDでよくみられる症状

Mental

精神面のサイン

  • 突然の激しい怒り・イライラ
  • 著しい気分の落ち込み・絶望感
  • 不安、緊張、焦燥感
  • 涙もろさ、感情のコントロール困難
  • 興味や意欲が急に落ちる
Physical

身体面のサイン

  • 過眠、または不眠
  • 食欲の変化、過食、甘いものが欲しくなる
  • 乳房の張り、頭痛、むくみ
  • 体がだるく、動けなくなる
  • 腹痛、腰痛、吐き気などの不調
Work

仕事・人間関係への影響

  • 集中力が落ち、ミスが増える
  • 同僚や上司に攻撃的な態度をとってしまう
  • 生理前の時期だけ欠勤や遅刻が増える
  • 「もう辞めたい」と衝動的に思う
  • 毎月同じ時期に人間関係が悪化する

「毎月のことだから」と諦める必要はありません。

PMDDは、周期性を確認し、症状に合わせて治療や生活調整を行うことで、つらさを軽くできる可能性があります。

JOB & ROLE

働く人のPMDDで起こりやすい困りごと

チーム・組織での業務
人間関係の悪化

生理前になると、普段なら流せる同僚の一言に強く反応してしまったり、 攻撃的なメールを送ってしまい、後で激しい自己嫌悪に陥ることがあります。

接客・対人業務
感情抑制の困難

お客様の前で笑顔が作れない、急に涙が出る、強い不安や焦りで対応できないなど、 対人場面で症状が目立ちやすくなることがあります。

長期的なキャリア
自信の喪失

毎月決まった時期に調子を崩すことで、「自分は安定して働けない」と感じ、 昇進を断ったり、退職を繰り返したりする方もいます。

PMDDは「生理前だけの気分の波」と軽く見られがちですが、仕事の継続、対人関係、家庭生活に大きな影響を与えることがあります。 特に精神症状が強い場合は、心療内科・精神科での相談が役立つことがあります。

ABOUT

PMDD(月経前不快気分障害)とは

PMDD

月経前に精神症状が強く出る状態です

PMDD(月経前不快気分障害)は、月経前に気分の落ち込み、怒り、不安、涙もろさ、絶望感、 興味の低下などが強く出て、日常生活や人間関係に支障が出る状態です。

症状は月経前に悪化し、月経開始後に軽くなるという周期性が特徴です。

Not Personality

性格の問題ではありません

PMDDでは、「生理前になると人格が変わったように感じる」「自分をコントロールできない」と悩む方が多くいます。

これは我慢不足や性格の悪さではなく、月経周期に伴う心身の変化に脳が強く反応している状態として整理できます。 自分を責めすぎず、治療や対策を検討することが大切です。

PMS 月経前に腹痛、頭痛、むくみ、眠気、乳房の張り、軽いイライラなどが出る状態です。 身体症状が中心となることも多く、婦人科での相談が適している場合があります。
PMDD 月経前に強いイライラ、落ち込み、不安、涙もろさ、絶望感、対人トラブルなどの精神症状が目立ち、 仕事や人間関係に支障が出る状態です。心療内科・精神科での相談が役立つことがあります。
PMSとPMDDは重なる部分もありますが、PMDDでは精神症状の重さと生活への支障が重要です。 「生理前だけ別人のようになる」「毎月同じ時期に人間関係が壊れそうになる」場合は、PMDDとして整理することがあります。

GYNECOLOGY OR PSYCHIATRY

婦人科と心療内科、どちらに相談するべきか

Gynecology

婦人科が適している場合

  • 腹痛、頭痛、むくみ、乳房の張りなど身体症状が中心
  • 月経不順、月経困難症、過多月経がある
  • ピルやホルモン療法について相談したい
  • 婦人科疾患の確認が必要
Psychiatry

心療内科・精神科が適している場合

  • イライラ、落ち込み、不安、絶望感が強い
  • 生理前に仕事や人間関係が大きく崩れる
  • ピルで身体症状は軽くなったが精神症状が残る
  • 希死念慮、衝動性、強い自己否定がある
当院で相談できること

当院では、PMDDの精神症状、気分の波、仕事への影響、対人トラブル、診断書の必要性などを中心に相談できます。 婦人科的な治療や検査が必要と考えられる場合は、婦人科受診もおすすめします。

WHEN TO SEE

受診を考えた方がよい目安

01

精神症状が強い

  • 生理前に怒りやイライラが抑えられない
  • 急に涙が出る、落ち込みが強い
  • 不安や焦りが強く、落ち着かない
  • 消えてしまいたい気持ちが出る
02

仕事や人間関係に支障がある

  • 生理前だけ欠勤や遅刻が増える
  • 同僚、上司、家族に強く当たってしまう
  • 仕事のミスやトラブルが増える
  • 毎月同じ時期に退職したくなる
03

毎月繰り返している

  • 月経前に悪化し、月経開始後に軽くなる
  • 周期が見えているのに対策できない
  • 家族やパートナーとの関係が悪化している
  • 「またこの時期が来た」と怖くなる
つらさが強い場合は早めにご相談ください

PMDDでは、月経前に強い絶望感や希死念慮が出ることがあります。 自分を傷つけるおそれがある場合や、今すぐ安全が保てない場合は、救急受診や身近な人への相談を優先してください。

DIAGNOSIS

診断と鑑別

PMDDの診察で確認すること

診察では、症状が月経周期とどのように関係しているか、月経前にどのような精神症状が出るか、 月経開始後にどの程度軽くなるか、仕事や家庭生活への影響がどの程度あるかを確認します。

また、PMDDに似た状態として、うつ病、双極性障害、不安障害、適応障害、甲状腺機能異常、更年期症状などが関係していないかも確認します。

確認するポイント

  • 症状が出る時期と月経周期の関係
  • 月経開始後に症状が軽くなるか
  • イライラ、落ち込み、不安、衝動性の程度
  • 仕事、家庭、対人関係への影響
  • 婦人科治療歴、ピル使用歴

鑑別が必要な状態

  • うつ病・適応障害
  • 双極性障害
  • 不安障害、パニック障害
  • 更年期症状、甲状腺機能異常
  • 月経困難症、婦人科疾患など
PMDDの診断では、症状の周期性が重要です。 気分や身体症状を記録しておくと、診察で状態を整理しやすくなります。

TREATMENT

当院の治療方針

「毎月の波をなくす」だけでなく、
仕事や人間関係を守れる状態を目指します。

01

症状記録と周期の把握

気分、怒り、不安、睡眠、食欲、月経周期を記録し、 いつ悪化しやすいかを把握します。 予測できるようになることで、仕事や予定の調整がしやすくなります。

02

薬物療法

PMDDでは、精神症状の強さに応じてSSRIなどの薬物療法を検討することがあります。 連日服用だけでなく、症状が出やすい時期に合わせた服用方法を検討する場合もあります。 薬の必要性や副作用は診察で相談します。

03

生活・職場調整

症状が重い時期に重要な会議、締切、対人負荷が集中しないように調整することが役立つ場合があります。 必要に応じて、休養や診断書、職場での配慮も検討します。

当院の考え方

PMDDの治療では、精神症状のつらさを軽くするだけでなく、 毎月の波によって仕事や人間関係が壊れないようにすることが大切です。 精神科専門医・産業医の視点から、症状、月経周期、働き方をあわせて整理します。

FLOW

初診の流れ

01

Web予約

当院は完全予約制です。 24時間Web予約から空き状況を確認し、ご都合のよい日時をお選びください。

02

問診・周期の確認

月経周期、症状が出る時期、精神症状、身体症状、仕事や家庭への影響、 婦人科受診歴、ピル使用歴、服薬歴などを確認します。

03

治療方針の相談

症状記録、薬物療法、婦人科との連携、生活・職場調整、 診断書の必要性などを相談します。

SUPPORT

診断書・休職・職場配慮のご相談

診断書は「自分を守るため」のツールです

PMDDにより、月経前の時期に就労継続が困難になる、欠勤が増える、対人トラブルが生じる、 重要な業務を一時的に調整したい場合には、診断書を活用することがあります。

医師が必要と判断した場合、当院書式の診断書は原則即日発行が可能です。 ただし、診断書の内容や期間は、診察で確認した症状・生活状況・就労状況に基づいて判断します。

SYSTEM

三宮・元町で受診しやすい診療体制

Web予約のみ
24時間受付

電話予約・電話問い合わせは行っておりません。 スマホからいつでも空き状況を確認し、予約できます。

デジスマ診療アプリ
待ち時間の短縮

予約・問診・受付・決済をアプリで一元管理します。 紙の問診票を書く手間や、会計待ちの時間を減らします。

キャッシュレス決済
スムーズな会計

会計はキャッシュレス決済をご案内しています。 現金の受け渡しがなく、スムーズにご帰宅いただけます。

元町駅徒歩1分
三宮駅からも徒歩圏内

JR・阪神「元町駅」から徒歩1分、各線「三宮駅」から徒歩7分。 三宮・元町エリアで通院しやすい立地です。

Q & A

PMDDのよくある質問

PMDDとPMSは何が違いますか?
PMSは月経前の心身の不調全般を指します。 PMDDはその中でも、イライラ、落ち込み、不安、涙もろさ、絶望感などの精神症状が強く、 仕事や人間関係に支障が出る状態として整理されます。
婦人科と心療内科、どちらに行けばよいですか?
腹痛、頭痛、むくみ、月経不順など身体症状が中心であれば婦人科、 イライラ、落ち込み、不安、絶望感、対人トラブルなど精神症状が中心であれば心療内科・精神科での相談が役立ちます。 必要に応じて婦人科受診もおすすめします。
ピルでよくならなかった精神症状も相談できますか?
はい、相談できます。 婦人科でピルなどを試しても、イライラ、落ち込み、不安、衝動性などの精神症状が残る場合、 心療内科・精神科で別の視点から治療方針を検討できることがあります。
薬はずっと飲み続けないといけませんか?
必ずしもそうではありません。 PMDDでは、症状の程度や周期に応じて、服用方法を相談することがあります。 薬の必要性、期間、副作用、妊娠希望の有無などを確認しながら方針を決めます。
PMDDで診断書は出せますか?
医師が必要と判断した場合、診断書の発行を検討できます。 ただし、診断書の内容は、診察で確認した症状、就労状況、月経周期との関係、療養や配慮の必要性に基づいて判断します。
紹介状がなくても受診できますか?
はい、紹介状がなくても受診できます。 婦人科での治療歴、ピルの使用歴、現在のお薬がわかるものがあれば、可能であればご持参ください。
予約なしで行っても診てもらえますか?
申し訳ありません。当院は完全予約制です。 必ずWeb予約をしてからご来院ください。
初診の費用はどのくらいですか?
保険診療3割負担の目安として、初診は2,100円から3,200円前後、再診は1,200円から1,500円前後です。 検査や診断書料は別途かかります。院外処方のため、お薬代は薬局で別途かかります。

ACCESS

三宮・元町から通院しやすい立地です

JR・阪神「元町駅」より徒歩1分
各線「三宮駅」より徒歩7分

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PMDDは、周期を理解し、精神症状に合わせた治療と生活調整を行うことで、仕事や人間関係への影響を軽くできる可能性があります。

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